【ヒプノセラピー】催眠はかけるのではなく解いていく
私が主に癒しの手段として使わせていただいているヒプノセラピー、日本語では『催眠療法』です。
催眠と聞くと、日本では催眠術ショーのほうがメジャーなため、催眠とはかけられて操られるものという認識が強いのではないでしょうか。
しかし催眠療法とは、どちらかというと小さいころ自分が望まないうちにかけられてしまっている催眠を解き、本来の自分を取り戻していくセラピーなのです。
どういうことかというと、、、
私たちは、生まれてすぐの赤ちゃんの頃は『~でなければならない』とか『~しなければならない』といった、しがらみのない状態で、おなかがすいたら泣く、気持ち悪いからなく、といったように自分の感情のままに存在していました。
そこから少しずつ環境的な要因によって、親や教育者から『~でなければならないよ!』とか『~しなければいけないよ』など、世の中で生きていくため認められるためにはこうでなければならないといった条件付けを教え入れられていきます。
それこそが、催眠であり、私たちは親や教育者の価値観によって決められた自分のものではない価値観によって催眠にかけられ無意識に操られた状態をすでに生きているのです。
私自身、ヒプノセラピーに出会うまで、自分自身が自分の決めた価値観で生きていなかったことに気づかず、こうでなければならないという押し付けられた価値観が真実だと思い込み生きていました。
そう、それまでの私は自分の人生を自分の価値観ではなく、他人に教えられた価値観で生きていたのです。
潜在意識は、取捨選択ができません。そのため、自分自身の性質とは異なる価値観もすべて取り入れてしまします。
もちろん、他人から教えてもらった価値観の中には自分自身に合うものもあるでしょう。
しかし、そうではない自分自身の性質に合わない価値観は、自分自身を苦しめる催眠となって私たちの心を知らず知らずのうちに蝕んでいます。
その自分自身の性質に合わない価値観に気づき、その催眠を解いていくのがヒプノセラピーのなせる業なのです。
日常の中で自分を苦しめている考え方、その催眠を解いて自分の心地よい生き方をしていきませんか?
私にもできた。だからあなたにもできる。そのお手伝いがヒプノセラピーにはできるかもしれません。
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